契約にかかる金額

仮契約時に手付金として家賃1ヶ月分（→最初月家賃に充当）、敷金（保証金）として家賃の2ヶ月分、印紙税（オーナーと折半、家賃により変動）、仲介手数料として家賃の半月分が必要です。

部屋を決める要素

通勤の便、通学バスルート、日系スーパーを含む買物の便、築年数、部屋の広さと間取り、周囲の環境、ファシリティー施設、家具・家電、内装の状態、景色、オーナーの対応などだと思います。

内覧の件数

人による差が大きいです。数件見て決める方、数十件見てもまだ見たがる方など様々です。あらかじめエリアを絞っている方の方が早めに決定されるようです。大まかには、数回に分けた内覧で20件程度が多いのではないでしょうか?

お勧めエリア

どのような暮らしをご要望かで大きく違うと思います。交通の便が良い、休日にはリラックスしたい、日本の食料品が必要、日本人が多い場所が安心、プライバシー重視なので日本人が少ない所が良い、中国や海外への出張が多い、などなどお勧めできるエリアは様々です。何なりとご相談下さい。

内覧の予約

お部屋の内覧はオーナーに予約を取り、立ち会ってもらうことが多いのでアレンジの時間が必要です。お早目のご連絡をいただければスケジュールの調整も余裕ができます。

写真撮影

内覧したお部屋の写真撮影はオーナーに許可を取れば問題ありません。クラブハウスなどのファシリティーは原則として撮影禁止です。

内覧にかける時間

特に決まりはありません。幾つものお部屋を連続して内覧する場合は、あまり長く見ていると後のお部屋のオーナーを待たせ続けることになります。お部屋の雰囲気を見る程度であれば10分程度が妥当だと思います。もし気に入ったお部屋がありましたらお知らせ下さい。以降のスケジュールをキャンセルし、その場で交渉を始めることもできます。

気に入った部屋があった

口頭でオーナーに伝える事はできますが、約束にはなりません。実際に部屋を押さえるには仮契約(＝手付金)が必要です。オーナーにとっては基本的に早い者勝ちで、部屋を内覧した人のうち先に手付金を払う人を優先します。

家具･家電リクエスト

交渉により家具や家電の購入･交換も可能です。リクエストが多い場合は家賃に反映する場合が多いです。家具なしの状態で交渉し、オーナーより予算をもらってお好みの家具･家電を買い揃える方法もあります。

契約1ヵ月後の入居

オーナーの立場からは、お部屋の空き期間をなるべくなくしたいので契約開始まで1ヶ月もあるような条件は交渉が難しいです。逆に即決契約＆即入居の条件であればオーナーも真剣で交渉が進め易くなります。

入居前の清掃

内覧の状態で引き渡し、清掃業者に依頼、オーナー自身やオーナー一家のヘルパーが清掃、色々なケースがあります。日本人の目から見て細かい不満が残り、入居ごに自分自身で清掃の仕上げをする方が多いです。

キャンセルと手付金

仮契約後のキャンセルではオーナーに払って手付金はペナルティーとして没収されます。オーナー側の都合によるキャンセルでしたら手付金の2倍の金額が返却されます。

費用の負担

電球など消耗品の購入･交換作業は入居者の負担で行います。

入居直後の故障

入居直後に不備や故障が露見したら、小さな事柄でもなるべく早くご連絡下さい。些細なことだ、と我慢していたら被害が広がったり、入居者の過失とみなされ責任を追及される場合があります。

公共料金の名義

電気･水道･ガスの名義はオーナーのまま、もしくは入居者名義に変更する選択があります。名義を変える場合はそれぞれ名義人が契約の保証金を支払う必要があります。電話やインターネットは入居者名義で契約します。

途中解約

2年間の契約期間中、フィックス期間（解約不可）が過ぎていればいつでも解約できます。契約書に記載された前通知期間（通常1～2ヶ月間）に従いオーナーに解約通知を発行します。フィックス期間内の解約はペナルティーが発生します。金額などの条件はオーナーとの交渉次第です。

退去の準備

最後に支払った公共料金の請求書は退去時に精算するので保管して下さい。銀行の自動振込みで公共料金を払っている場合、また電話とインターネットの契約は、解約手続きに1ヶ月ほど時間がかかります。退去時にはお部屋の清掃をしましょう。ひどく汚したままですとオーナーより清掃費用を請求されることもあります。

退去の手続き

入居時と同様、入居者、弊社担当者、オーナー3者で部屋と備品のコンディション確認、公共料金の精算、鍵の返却と敷金（保証金）払い戻しの確認などで手続き完了です。