2012年のハリケーンサンディーの影響によって、イーストリバーの下を通りウィリアムズバーグへ横断するトンネルに数百ガロンの塩水が流れ込み深刻な被害をもたらしました。

この影響でMTAはトンネル改修工事の為、2019年4月よりマンハッタンとウィリアムズバーグを結ぶ地下鉄Lラインの一時的な(15ヶ月間)閉鎖を決定。

ウィリアムズバーグはベッドフォード駅を中心にマンハッタンの賃貸価格上昇に伴い、多くのクリエーティブな若者が移り住み、お洒落なカフェやレストラン、バーが並ぶ大変人気のエリアです。

当社でもお客様への案内をさせて頂く機会も多いこのエリア、Lラインが閉鎖されるニュースは数年前より聞いておりましたが、いよいよ来年となり、ウィリアムズバーグエリアご紹介への影響が見込まれまれております。

Lライン閉鎖期間中の代替方法として、J.M.Z.Gラインの運行数の増加、Cライン及びGラインの車両の追加、ウィリアムズバーグブリッジを通る専用のバスの運行などを検討していますが、Lラインはウィリアムズバーグに居住する多くの人々の重要な交通網となっており、今後このエリアへのアクセスが困難になる事で、住宅市場への影響も懸念されています。

裏を返せば、これからウィリアムズバーグの住宅価格、賃料が下がるとも言えるかも??