インド・ニューデリーでのお部屋や事務所探しの一般的な流れ

 

ご契約時の注意事項

インドでは家主のご意向が強く反映されることが多く、下記のようなことが起こり得ますのでご注意ください。

・家主が２人おられ、毎月の支払先も２箇所の場合

・会社契約か個人契約かで契約の可否が分かれる場合

・まずは手付金をお支払いし、確保する必要がある場合

・ご内覧から契約までに期間が空くとき、契約期間の前倒しを依頼される場合

・家主がサービスの追加を拒否されたため、住居の契約とサービスの契約と別途契約する必要がある場合

 

ご契約の流れ

契約の形態によって実行すべき契約が異なります。家主と直接契約する場合は（１）から順に進める必要がありますが、サービスアパートメント会社によるサブリースの場合、（３）からとなります。

 

（１）意向表明書（ＬＯＩ）

　　ご希望の物件をお決めになられましたら、なるべく早急に意向表明書（ＬＯＩ）を交わしていただきます。

 

（２）手付金

　　家主にとっては意向表明書を交わしても、手付金が払われないことには入居者様との契約は何もスタートしたことになりません。

　　手付金が支払われるまでは他の希望者に抑えられてしまう可能性がありますので、早く手付金を支払い、物件を確保する必要があります。

 

（３）契約書

　　契約書を取り交わしていただきます。この際、注意するポイントは下記をご参照ください。

 

（４）敷金のお支払い

　　手付金として敷金の一部をお支払い済みの場合は、残りの金額をお支払いいただきます。

　　敷金のお支払いがなければ、契約が済み、契約期間開始後であってもカギをお渡しいただけない場合がございます。

 

（５）カギの引渡し

　　サービスを契約され、クリーニングスタッフが伺わせていただく場合は、サービスアパートメント会社へもカギをお渡しください。

 

（６）１年を超える長期契約の場合：裁判所で登記

　　1年を超える長期契約の場合、家主と一緒に平日に裁判所へ行っていただき、登記を行う必要があります。

　　その場合、登記費用が発生しますので家主と折半してお支払いいただきます。

 

契約書の確認のポイント

下記事項をご確認ください。
　（１）毎月の家賃の支払期限、支払先など支払方法
　（２）管理費はいくらで、誰に、いつ支払うのか
　（３）付帯家具・家電
　（４）中途解約時の違約金の有無・金額の確認
　（５）契約期間、最低契約期間（ロックインペリオド）や退去通知期限（ノーティス）
　（６）サービスを契約されている場合は、サービスに含まれるものと含まれないものの確認