必要な費用
ベトナム・ハノイで賃貸・アパート物件の契約時に必要な書類や費用についてご紹介します。但し、物件によって異なります。
契約時に必要な費用
保証金(手付金)
都合によりすぐに契約できない場合に、契約を前提にいくらかのお金を契約金の一部として家主に渡して仮契約を結びます。通常は家賃の1~2ヶ月分です。日本の敷金に相当するもので、契約終了時に未払いの金銭や、借主の責任による物件損傷等に対する費用へ充当されますが、それらの問題がなければ返還されます。
家 賃
通常、は1ヶ月~3ヶ月毎に前払いします。
前家賃
家賃1ヶ月分~2か月分 ※:3ヶ月払いや半年~1年払いもあります。
その他入居時、入居後に必要な費用
管 理 費
共用部分の維持・保全に必要な諸経費としての管理費は、サービスアパートの場合家賃込みが一般的。コンドミニアムでは家賃とは別に入居者が負担するのが原則です。また、水道光熱費、インターネット代、ケーブルテレビ代などは、サービスアパートの場合は家賃に含まれているケースが多いですが、物件により詳細は様々であり確認が必要です。コンドミニアムでは、これら諸経費の負担は原則入居者となります。
公共料金(水道光熱費)
水道、ガス、電気、電話(貸主の回線使用の場合)の名義は通常貸主かその家族の名義になっています サービスマンションの場合は、管理費に含まれている場合がありますが、物件によりますので確認が必要です。
一般的には、水道・ガス・電気、電話は毎月請求書が来ます。
税金の負担
サービスアパートなどでオーナーが法人の場合は、家賃に付加価値税(VAT)の10%が含まれているかどうか確認が必要。コンドミニアムなどでオーナーが個人の場合は、家賃収入に対するオーナーの税負担分が家賃に含まれているのかどうか、つまりレッドインボイスを発行してもらえるかどうかの確認が必要となります。
中途解約
契約期間が1年間毎の更新であることから、違約金なしでの中途解約は難しいといえます。 但し、会社の転勤辞令により解約が必要な場合に限り事前通知により違約金なしで解約ができるようにするなど、アパートオーナー側との交渉と確認が肝要です。