上海の生活事情
上海の生活事情についてです
治安
上海市の治安は比較的安全で、夜に女性一人でタクシーに乗っても安全といわれている。警察権力が強いのと刑事罰が日本比べると厳罰のため、凶悪な犯罪は少ない。しかし近年の発展とともに地方からの出稼ぎ労働者が急増し、治安も悪化傾向にあります。置引き、スリ、盗難、引ったくりに注意し、多額の現金などは持ち歩かない。また、空き巣の被害も増加しているので戸締りとともに、貴重品の保管には十分に気をつけること。
医療
近年医療レベルも向上し、日本語の話せる医師や看護婦が勤務している病院も増えてきました。しかし、庶民が日常利用している医院などは衛生面などで、外国人が受診できるレベルではありません。一部の総合病院や外国人専用マンション内にあるクリニックでは、医療水準も高く英語、日本語が通じます。大きな病気や、入院・手術が必要な場合は日本に一時帰国するか香港へ行く日本人が多いようです。
教育
学齢期の邦人子女のほとんどは、上海日本人学校に通学している。上海日本人学校は日本企業の急増に伴い、小学部と中学部あわせて生徒数が1000名を超える大規模な学校となっている。授業は日本の学習指導要綱に沿っているが、全学年で中国語会話と英会話に力を入れているのが特徴です。
その他、いくつかあるアメリカンスクールやインターナショナルスクールで学ぶ子どもたちもいる。幼稚園は、日系マンションの敷地内にある幼稚園やインターナショナルスクールの幼稚部に通う。
生活慣習
中国全般
・ 中国語で時計をプレゼントすることは「送鐘」といい、「死」(送終/song zhong(葬式を出す)」)と同じ発音の為タブーとされている。「別れ」の意味を持つ「ハンカチ」(涙を拭くためのもの)「靴」なども贈物には適さないといわれているが、しかし最近であまりその事を忌み嫌う人は少なくなってきた。
・ 招かれたときには食事の一部を残すのが礼儀とされている。全部食べると「まだ食べ足りない」というメッセージを送っているようで、失礼に当たるとされている。
・ 食事の際の「ワリカン」という概念が無い。
・ 「げっぷ」は「お腹いっぱい」「ご馳走様」という意味があるので(地方によって)一概に失礼とはいえない